入れるものなら入りたいと誰もが望む、東京大学。しかし、世間から羨望の眼差しを受ける一方で「東大だから」「東大なのに」というプレッシャーを受けることもある。
SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では、「東大出たけど苦戦中」をテーマに、東大を卒業した女子たちの複雑な胸の内と、その後の人生に迫った。
(▲田中絵里緒さん)
東大合格と同時に早稲田大学の彼氏との連絡がつかなくなり、破局した過去を明かす田中絵里緒さん。東大卒の父親とお茶の水女子大卒の母親の元で育った田中さんは「チャラチャラした人と恋愛をしたい」と思っていたものの、親の希望に沿い、名門桜蔭中学・高校を卒業した。
田中さんの同級生には、あの元衆議院議員・豊田真由子氏もいたという。塾に男の子の知り合いが沢山いて、男女付き合いも慣れている豊田さんを田中さんは常に見習い、話し方などを参考にしていた。豊田氏について、田中さんは「とっても可愛らしい、モテ女子の見本だったんですよ」と振り返る。
(▲鈴木円香さん)
勉強も、モテることも努力。真面目に恋愛に向き合う東大女子たち。しかし、“東大フィルター”と呼ばれるものが、彼女たちを苦しめることがある。
京大卒で、現在は働くアラサー女性のためのニュースサイト『ウートピ』編集長である鈴木円香さんは、進路選択のときに東大と京大で迷ったという。京大を選んだ理由は、父親に「会社の部下に東大卒がいるけど、あいつらは優等生なだけで何もできない」と言われたことも大きいと話す。
一方で、芸人の石井てる美さんは、東大卒業後に大手外資系コンサルティング会社に入社するも、1年で退職。芸人へと転身した。石井さんは「東大生って何も悪いことをしていなくても悪口を言われる。期待値がすごく高いから、普通に仕事をしていても『東大だからもっとできるかと思った』と言われる」と不満を吐露。
石井さんは、自身の持ちネタであるヒラリー・クリントンのモノマネをオーディションでした際に審査側から「君は東大だからまだ自分を捨てきれていない」と言われた過去を振り返り、「東大は関係ない!」と強く主張した。
(▲杉山奈津子さん)
同じように、杉山さんも過去付き合った男性に「君は東大だから壁をつくっていて甘えられない」と言われた経験がある。東大というだけで、期待をされたり、偏見を持たれたりすることも、往々にしてあるようだ。
(C)AbemaTV
(AbemaTV『Wの悲喜劇』より)
(ライター/小林リズム)