12月31日(月)にさいたまスーパーアリーナで開催された『Cygames presents RIZIN.14』。2日に公開された『RIZIN CONFESSIONS #31』(YouTube)では、出場選手の素顔に迫っている。
山本“KID”徳郁を叔父に持つ、山本アーセンは「今回自分のためでもあり、ほぼノリさんのためだから、喜んでもらえるように頑張ります」と勝利を誓ったが、この試合で引退すると発表していた宮田和幸にアームロックで一本負けを喫した。
有終の美を飾った宮田は、試合が終わりリングから降りた直後にKIDの父親である山本郁榮氏から声をかけられたそうで「本当は自分のお孫さん(アーセン)が負けたのにもかかわらず、すごく優しく接してくれて、感謝しかないです」と語り「あの一家は才能の塊ですよね」と、山本一族とアーセンの実力を評価した。
アーセンは「ノリさん今何考えてるんだろう」と語ると、かつて腕ひしぎ十字固めを決められて負けた所英男戦を振り返り「絶対同じ思いをさせたくないなと思ってたんですけど、今日まさに同じだったんじゃないかな」と敗戦を悔やんでいた。
その後試合に出場したアーセンの母でもある山本美憂は、息子の敗北を目の当たりにしても集中を切らさず、試合の意気込みを聞かれると「ノックアウトしかない」と闘志を燃やす。試合では長野美香を相手にグラウンドに持ち込むと、力強い打撃を浴びせ続け圧巻の判定勝利を収める。
「毎日毎日「昨日の自分より強くなる」がテーマ」と明かす美憂。試合後に「多分、KIDは私のことをずっと見てるからいいんですけど、『私のことを見てるKID』を私が見られないのはすごい残念」と、思いを吐露しながらも「本当に、いつもそばにいると感じます」と語っていた。
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