池田エライザ主演、中田秀夫監督『貞子』 シリーズ最新作にして恐怖の【原点】を描く 2019/10/24 21:29 拡大する 1998年、‷見た者は1週間後に呪い殺される‴という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を、中田秀夫監督が映画化した『リング』。当時誰もが日常生活の中で使うビデオテープを介して、呪いが拡散されていくという衝撃的な設定は、観た者の「自分の元にも…」という恐怖を掻き立て、興行収入20億円を超える大ヒットを記録、社会現象を巻き起こし、のちに続くJホラーブームの火付け役となった。 また『リング』と同時上映された『らせん』に続き、1999年には続編『リング2』が公開され興行収入42億を記録、2000年には原作エピソードに映画独自の設定を盛り込んだシリーズ3作目『リング0 バースデイ』が公開され、日本ホラー映画の金字塔を打ち立てるとともに、映画に登場する怨霊・貞子は‷恐怖の象徴‴として知られるようになった。 続きを読む