2月16日に総合格闘技界の異端児・青木真也の冠番組『AOKI AWARD』が放送。このアワードは、青木が直近1ヶ月間で行われた格闘技の試合から、独自の目線で最も興味深かった試合を選び選手に賞を贈るという、格闘技シーンを盛り上げるために企画・創設したもの。第12回は中原由貴を選出した。
「青木真也のあ~だこ~だ」のコーナーで、青木は昨年の大みそかに開催された『RIZIN.14』で、フロイド・メイウェザーが対戦した那須川天心を1ラウンドTKOした件について「今、街の中でメイウェザー那須川を語っている人はほぼいない」と切り出した。
「“消費”が早い」と持論を展開する青木は「大衆ってそうなんだって、裏を返すと那須川天心はこの時代に大衆を相手にしていたんだなっていうスゴさは感じますね」と持論を展開した。
「やっぱり、那須川天心はすごいワケ!」とトークに熱を帯びる青木は「結局僕が言いたいのは、3分3ラウンドを流せば(メイウェザーは)流してくれたと思うわけ、エキシビジョンだし」と前置きして「史上最高の茶番劇を問題作にした」と解説。
「真剣勝負、セメントに持ち込んだのは那須川天心の意気込み」「試合になったし、見世物になったし、語られる“作品”になった、作ったのは那須川天心ですよね」と続けると「表現する人としての責任みたいなものを感じた」と締めくくった。
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