
2月16日、両国国技館で開催されたDDTグループのエンターテインメント・プロレスイベント「マッスルマニア2019 in 両国~俺たちのセカンドキャリア」に、昨年末に悲願の紅白出場を果たした歌謡グループ・純烈が出演。成り行きから新メンバーが加入する!? というハプニングが起きた。
久々の開催となる「マッスル」、かつて純烈のリーダーである酒井一圭は、このリングで「酒井一圭HG」というレスラーとして活躍していた。
今回は紅白出演歌手としての出演。ステージ上で「愛でしばりたい」を披露したが、大会の総合演出を務める鶴見亜門氏は今年に入りメンバーが脱退、4人体制になったことへの違和感を指摘。「メンバーが偶数だとセンターを中央に配置できないからバランスが崩れる」ということで、急遽、新メンバーのオーディションをリング上のバトルロイヤルで実施することになった。
DDTのエース・竹下幸之介や赤井沙希、さらに勝って4人体制を維持したい酒井一圭HGも参戦する中、最後に酒井を下して勝者となったのはアンドレザ・ジャイアントパンダ(新根室プロレス)。この結果、テレビ出演でも話題になった巨大パンダレスラーが純烈の新メンバーに決定した。

こうして再び5人となった“新生・純烈”は、アンドレザとともに「プロポーズ」を熱唱。バックステージでは記者会見も行われた。身長3m、3歳のアンドレザ。これによりグループの平均年齢はグッと下がり、平均身長は2mを超えることに。メンバーの後上翔太は「プロレスラーでもあるパンダが入ることで、グループの幅も広がる」と歓迎のコメント。酒井は「マッスル」での旧友たちとの再会にも感慨深げだった。
ところが、大会エンディングになって急に取り沙汰されたのが、アンドレザについての新聞記事。今年、プロレス大賞の授賞式で女子レスラー・藤本つかさ(アイスリボン)とキスをしている光景が紙面とネットを飾っていたのだ。アンドレザは妻子ある身だけに、これは“不倫疑惑”。妻のティンティンが激怒し、土下座謝罪する騒動にまで発展した。
このことが世間で蒸し返されれば、さらに大問題になることが予想される。まして純烈のメンバーとしては不適格この上ない。「ウチじゃスキャンダル厳禁なので」ということで、アンドレザは即刻脱退が決定。リーダーの酒井が「ダブルパンチじゃないか」と声を上げた後、気を取り直した4人で「星降る街角」を歌い上げたのだった。
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