LGBTなどの性的指向などを本人の了解を得ずに第三者が暴露する「アウティング」。プライバシーの侵害につながる可能性があるだけでなく、暴露された側が差別やいじめによって居場所を失ってしまう可能性も孕む行為だ。
一橋大法科大学院に通っていた男子学生が、同性愛者であることを同級生に口外されたことに悩み、転落死した事件をめぐり、遺族側が大学を提訴した民事訴訟の判決が27日に言い渡される。
今夜放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、判決を前に裁判を傍聴した三輪記子弁護士とLGBT支援に取り組むドイツ証券の柳澤正和ディレクターを招き、改めてカミングアウト・アウティングへの対応について考える。このほか番組では小川彩佳アナによる遺族インタビュー、自治体や教育現場の取り組みなども紹介する。