3月3日に放送された「ストリートファイターリーグ」第8節で、勝利ポイント20で5位のトキドフレイムと同19ポイントで最下位のフードガイアが対戦。5-1でフードガイアが勝利し、最下位の脱出に成功した。トキドフレイムは入れ替わりで最下位に転落した。
試合前の調整に熱が入るフードガイアのリーダーふ~ど(使用キャラ:バーディ)は、ビギナーの宮田(コーリン)の練習相手を務め、今日の対戦相手の岬(豪鬼)対策にジャンプ強キックからの大ダメージコンボを伝授していた。
対するトキドフレイムも、ときど(豪鬼)が岬にコーリン対策として対空を狙いづらい百鬼襲を積極的に狙うよう指示していた。
第7節終了時点で下位に沈む両チームとしては上位進出の可能性を残すために、出来る限り多くのポイントを獲得したい試合だったが、ここでフードガイアが粘りを見せた。ビギナーこそ接戦の末に落とすものの、ハイクラスで取り返し、2-1とリードしたエクストリームでは、ときど対策にバーディを選択し鍛えあげてきたふ~どの執念が試合の流れを決めた。
アグレッシブに攻めてくるときどに対し、ふ~どはわずかな隙を見逃さず、ハンギングチェーンをからめた大ダメージコンボを決めて一気に体力を奪いラウンドを取りまくる。画面端に追いこまれたときはときどが繰り出した大型キャラ限定のコンボを喰らってラウンドを取られる局面もあったが、判定の長い通常技や対空も上手く機能し、最後まで優位を保ってチームの勝利に貢献した。
難敵ときどを倒したふ~どだったが、「ときどさんやウメハラさんに勝ちたくてバーディを使い始めたんですが、その代わりにミカの練度が下がってしまったので、そこは時間をかけて戻していきたいと思います」と、勝利の中にも反省を忘れていなかった。
【試合結果】
○フードガイア 5-1 トキドフレイム●
ビギナークラス
●宮田秀道(コーリン) - 岬康星(豪鬼)○
お互いに練習したことをきっちりとやりこなした好試合。激しい競り合いが続いたが、追いこまれても積極的な攻めを繰り返した岬が僅かに上回った。
ハイクラス
○カワノ(コーリン) - ひびき(リュウ)●
基本の波動昇竜を軸に戦うひびきに対し、カワノは間合いを詰めて波動拳を封じる戦法に出て優位を取り、端に追いこんで攻め立て勝利した。
エクストリームクラス
○ふ~ど(バーディ) - ときど(豪鬼)●
ときど対策でバーディを使い始めただけあって、ふ~どの戦いぶりは盤石。端に追いつめられたときはラッシュを受けてラウンドを取られる場面もあったが、全体としてはときどに対し優位を保ち続けた。
◆カプコンストリートファイターリーグ powered by RAGE
プロプレイヤーが参加するエクストリームクラス、予選及びドラフトで選抜されたハイクラス、オーディションで選抜されたビギナークラスの3人1チームの3on3で戦う、カプコン初となる「ストリートファイターV アーケードエディション」の公式チームリーグ戦で、全10節。
試合はチームごとに同じクラス同士が戦い、勝った側にエクストリームでは3ポイント、ハイクラスは2ポイント、ビギナーは1ポイントが付与され、合計点数で順位が確定する。全敗したチームはFinalact(泣きの一回)を行い、ビギナーもしくはハイクラスの選手が勝利チームのエクストリームの選手と対戦し、勝てば3ポイントを獲得できる。合計ポイント上位1~3位のチームは3月に開催されるグランドファイナルズへと進出できる。
賞金は1位300万円、2位100万円、3位50万円、4位25万円、5位15万円、6位10万円。一般社団法人日本eスポーツ連合から発行されるJeSU公認ライセンスを持つエクストリームのプレイヤーに授与される。ハイクラス及びビギナーの選手には特別な記念品が贈呈される。
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