先月11日に「けやき坂46(ひらがなけやき)」からの改名が発表された「日向坂46」のデビューカウントダウンライブが6日、横浜アリーナで開催され、前日に続き1万2千人の観客がメンバーの船出を祝福した。
 「全てはここからはじまった」という言葉とともにスクリーンに映し出されたのは、2015年11月に長濱ねる一人で始まった「けやき坂46」の歴史。
 メンバー募集のCM、翌年5月の合格者発表、そして1期生のおもてなし会の映像に続いて『overture』が流れ出し、デビュー当時のプロフィール写真とともに1人ずつメンバーがステージへ。「それでは聴いて下さい。私たちのデビュー曲、ひらがなけやきで『ひらがなけやき』」という、「おもてなし会」での長濱の曲フリ映像から『ひらがなけやき』のイントロが始まると、思わず目頭の熱くなったファンの姿も見受けられた。それはメンバーも同じだったようで、1曲目が終わったあとのMCでキャプテンの佐々木久美が「ひらがなとして最後のご挨拶をしたいなと」「本当に本当の最後です」と話す傍で、柿崎芽実が涙を浮かべていた。