声優の谷山紀章(「文豪ストレイドッグス」中原中也役や「進撃の巨人」ジャン・キルシュタイン役、「うたの☆プリンスさまっ♪」四ノ宮那月役など)が、若手声優について「最近の若い子は上手い」とコメント。多くのアニメに触れているぶん、声優たちの演技をたくさん吸収しているからではないかと分析した。
3月14日に生放送されたAbemaTV「声優と夜あそび」では、木曜MCを務める浪川大輔(「ルパン三世」石川五ェ門役や「BLEACH」ウルキオラ・シファー役など)と谷山のほか、石川界人(「ハイキュー!!」影山飛雄役や「ポケットモンスター サン&ムーン」カキ役)をゲストに迎えてトークを繰り広げた。
石川の「中学時代に『どんな本を読んだか』という夏休みの宿題でライトノベルを50冊くらい発表したら、ただでさえ少ない友達がさらに減ってしまった」というエピソードを聞いて、浪川は「界人くんはオタクなの?」と質問。石川は「めっちゃオタクでした!」と答えた。
石川が「中学の頃は、そのクールにやっていた深夜アニメは全部観ていました」と明かすと、谷山は、「だからだよね」と何か納得した様子。「最近の若い子は上手い」と主張して、多くのアニメに触れてきたぶん若手声優たちの演技力が上がっているのではないかと分析。「第一線でやっている(声優の)台詞たちを全部聴いているから。耳が肥えている」と語った。
浪川も「俺たちの頃は『キン肉マン』や『キャプテン翼』、『SLAM DUNK』しかなかったもんね」と頷き、自分たちの時代に比べて、現代は放送されるアニメの本数が大幅に増えていることに言及した。谷山は、石川世代はアニメやライトノベルがあふれている中で育ったので、「感受性としてあるんだよね」としつつも、「うわべだけじゃない。心で台詞をやれている気がするから偉いと思う」と石川の演技力を称賛した。