3月18日夜11時より、AbemaTVオリジナル連続ドラマ『1ページの恋』の第5話が放送された。
17歳の冬に家族旅行で訪れた宇木島で出会った民宿の息子・森田郁巳(板垣瑞生)と恋に落ちた主人公・水瀬あかり(橋本環奈)は、4年越しに奇跡の再会を果たすも、4年前と変わってしまった郁巳の姿を目の当たりにし、諦めようと決意する。しかし、実は郁巳は父親の借金を肩代わりしてキャバクラで働いており、そこにあかりを巻き込みたくないがためにあかりを突き放していたことが発覚。あかりは郁巳を救いだそうと、キャバクラの上司に直談判しにいくも、拒否され、さらに郁巳とともに詐欺を働こうとしていた男に襲われてしまう。そんなあかりを助けたのは、幼馴染でいつもあかりの傍にいてくれた大和(濱田龍臣)だった。大和は、ボコボコにされながらも「あかりのことがずっと好きだった。俺が一生あかりの傍で守るから」と告白し、あかりのことを力強く抱きしめた。
星野(古川雄輝)の元セフレ・りさ(森カンナ)からの妊娠宣言、大和の告白、郁巳が隠していた真実を知り、混乱するあかり。そんなとき、カフェでりさとばったり遭遇してしまう。
りさは、あかりに妊娠は嘘だったことを打ち明ける。そして、あかりの漫画を読んだことで自分とあかりとの違いを感じてしまったと落胆し、「読まなきゃよかった…」と呟くのだった。
自分の漫画が誰かを傷つけていることを知り、ショックを受けたあかりは、漫画を描く手を止めてしまう。さらにSNSの投稿も削除、カフェで原画を飾ることも辞めてしまった。
そんなあかりの元へ、星野が訪ねてくる。星野は、「混乱させちゃってごめんね。おれがテキトーなことしてたのは事実だし、あんなことさせちゃったのは俺だから」とりさとのことを謝罪。改めてあかりへの想いを伝えつつ、「人の意見も大事だけど、自分の中の気持ちが一番大事なんじゃない?」「絵を描くのが好きって気持ちだけは忘れないでほしいな」とこのまま絵を描くことを続けていいのかと迷っているあかりを励ました。
一方、そのころ郁巳は上司の竜一に仕事を辞めたいと直談判。借金が残っているため実家の民宿を売るように言われるも、本当に守りたいものが民宿やその場所にある思い出であることを主張。「民宿とか、島とか、あの場所にある思い出全部、なくしたくないんです」「何年かかっても必ず、全うな仕事で借金を返して民宿を再開します」と力強く訴える郁巳に、竜一も仕方なく辞めることを承諾した。
翌朝、あかりは1人で思い出の宇木島の海岸を訪れていた。気持ちが入らず、絵がうまく描けないでいるあかり。そこへ郁巳が現れる。
「描いたら誰かを傷つけちゃうかもしれないし。だったら、もう描かない方が…」というあかり。郁巳は、「半分諦めたような人生だったけど、そこから逃げたくねぇと思えたのは、あかりの漫画を読んだからなんだ。俺は、あかりの漫画に救われた」と自分はあかりの漫画に背中を押してもらったと告白。
そして、「忘れたことなんてなかった、本当は。会いたかった、ずっと。好きだって言いたかった。一緒にいてほしいんだ、そばにいてほしい」と抑えてきた本当の気持ちを伝えるのだった。
自分のダメなところも全部受け入れてくれて、元気がないときは一番に気づいて励ましてくれる幼馴染の大和。いつも何かに気づかせてくれて、刺激を与えてくれて、前を向かせてくれる星野。嬉しくて仕方ない気持ちも、どうしようもなく辛い気持ちも全部教えてくれた、たった1人で自分を守ってくれていた初恋の相手の郁巳。あかりは一体誰を選ぶのか…?最終回は、3月25日(月)よる11時からの放送だ。
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