男性声優キャラによるラップバトルプロジェクト「ヒプノシスマイク」が、「第13回声優アワード」の歌唱賞を受賞。同作で山田一郎役を演じる木村昴はスピーチで得意のラップを披露し、その模様が3月15日のAbemaTV「声優と夜あそび」内で放送された。
木村は自身が金曜MCを務める「声優と夜あそび」に出演。「ヒプノシスマイク」の声優アワード歌唱賞受賞を報告すると、同じく金曜MCを担当する関智一(「ドラえもん」スネ夫役や「新世紀エヴァンゲリオン」鈴原トウジ役など)から「まずはおめでとう!」と祝福の言葉が送られた。さらに番組内では、授賞式で木村が行ったスピーチVTRが流れることに。壇上でトロフィーを受け取った木村は、マイクの前に立つと、果敢に山田一郎の「自己紹介ラップ」を披露した。
このラップについて木村が「スベりました」と自虐すると、VTRを眺めていた関は大爆笑。「血の気が引いてる。急に堅い口調になったもんね」と指摘する関に対して、木村は「ラップミュージックの作品として呼んでいただいたので、ラップをしようと思ったんですけれど、名だたるレジェンド声優の方や大先輩方が引いてました。『やっちまったー!』と思って」と、緊張感たっぷりの授賞式の空気を振り返った。
関から「これからラップをもっと浸透させていかないといけないね」と励まされた木村は「本当ですね。スピーチでも言わせていただきましたけど、声優業界とラップミュージックの架け橋になりたいっていうのが本心なので」と作品への思いをあらためて表明。「先輩たちも、僕がラップしたら『フォー!』ってアガってくれるようになるまで頑張りたいと思います」と決意を新たにしていた。










