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会見で揉めに揉めた振付仮面と平田、大石。「ダンスと体操、どっちもやれば」とは誰も言わない)

 3月21日のDDT後楽園ホール大会は、いつにも増して予測不能の度合いが強いものとなっている。

 MAO&マイク・ベイリーvs佐々木大輔&高尾蒼馬のタッグ王座戦、6人タッグ選手権は竹下幸之介&彰人&飯野雄貴にセンダイガールズプロレスリングの里村明衣子&DASH・チサコ&橋本千紘が挑む男女対決と注目カードが組まれている今大会。メインイベントは、HARASHIMAvsマッスル坂井のEXTREME級タイトルマッチだ。

 2.17両国国技館大会で青木真也からタイトル奪還を果たしたHARASHIMA。そこに挑戦表明したスーパー・ササダンゴ・マシンだったが、実力も実績も足りないということで却下されてしまう。それならばと、マスクを脱いでマッスル坂井としてベルトに挑むことになった。

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(HARASHIMAvs坂井は変則3本勝負に)

 2.16『マッスル』両国大会をクリエイターとして成功させた坂井。タイトルマッチ直前になると、大阪の「堺筋=サカイマッスル」誤訳ニュースで注目されることに。本人の力ではまったくないが、“他力”の勢いを味方につけているとも言える。

 このEXTREME級王座は、チャンピオンがルールを決めることができる独自のタイトル。今回はルールをツイッターで一般公募、HARASHIMAと坂井が協議した結果、3本勝負として行なわれることになった。

 その3つのルールは「3カウント取られたほうが勝ち」、「テレフォンデスマッチ」、「だるまさんが転んだデスマッチ」。内容に関しては、とにかく見てもらうしかないだろう。頭脳戦の要素が強そうなだけに坂井が有利に思えるが、HARASHIMAも「目隠し乳隠しデスマッチ」の名手であり、EXTREME級王座にはこだわりを持っている。バラエティ色が強いタイトルマッチだが、どんな形で大会を締めるのかも気になるところだ。

 また今大会には、振付師のラッキィ池田扮する「振付仮面」も登場することに。「プロレスは場外乱闘もあって危険。お客さんにも体をほぐしてから観戦してほしい」と、自ら考案した「プロレス体操」をリングで行ないたいという振付仮面。記者会見でも体操を披露し「コサキンのスーパーギャング」世代の今林久弥APもノリノリで体操していたが、そこに割って入ったのが平田一喜だった。

 平田は平田で「TOKYO GO!」ダンスを代名詞としており、リングで踊るのは自分だけでいいと主張したのだった。会見にはラッキィ池田ファンを自称する大石真翔も加わり、平田&大鷲徹&赤井沙希vs大石&アントーニオ本多&朱崇花with振付仮面の勝者がリングで踊る権利を獲得することに。

 メインでだるまさんが転んだ。それに加えてなぜ踊るのか、なぜラッキィ池田なのか。謎でしかないもののプロレスファンとAMラジオリスナーのシンクロ率は高いと思われるだけに、DDTマットでラッキィ池田が見せる“その新世界”に期待したいところだ。

文・橋本宗洋

(C)AbemaTV

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