イギリスのEU離脱問題について、ある大物人物が名乗りをあげた。
議会で「離脱協定案」が否決されると、来月12日にも“合意なき離脱”かと言われているイギリス。23日には、「EU離脱撤回」に関して2度目の国民投票を求める、数十万人の大規模な反対デモも行われた。
そうした中、「超能力でイギリスのEU離脱を止める」とFacebookで参戦を表明したのがユリ・ゲラー氏。現在72歳のユリ・ゲラー氏は、1970年代に日・米・英のテレビ番組に出演し、「スプーン曲げ」などで超能力ブームを築いた人物。現在もテレビ出演や超能力活動を行っており、今年11月にはイスラエルに「ユリ・ゲラー博物館」もオープンする予定だという。
超能力でEU離脱を止めるとはどういうことなのか。AbemaTV『けやきヒルズ』が問い合わせたところ回答が寄せられ、「メイ首相にテレパシーを送る」とのこと。その方法については「毎日、朝と夜の11時11分にテレパシーを送るので、みんなも協力して一緒に送ってほしい」と明かした。
これに対し、臨床心理士で明星大学准教授の藤井靖氏は「ブレグジット(イギリスのEU離脱)が混迷を極めていることの表れ。選択肢がありすぎて今後どうなるかが不透明な、超常現象に頼らざるを得ないような状況」だと指摘。ユリ・ゲラー氏は「ほとんどのイギリス人が離脱を望んでいないと心理的に強く感じる」としている。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)








