3月22日より全国公開された『ソローキンの見た桜』が第41回モスクワ国際映画祭(2019年4月18日~4月25日)のアウト・オブ・コンペ部門に正式出品されることが決定した。
 本作は、日露戦争時代、日本に多く設置されたロシア兵捕虜収容所。特に愛媛県松山には国内初の収容所が設けられ、この松山を舞台に運命的に出逢ってしまった日本人看護師とロシア将校の二人を中心に、歴史に翻弄された人々を描いた心揺さぶる感動のドラマ。監督は、ロシアの巨匠アレクサンドル・ソクーロフの「太陽」にメイキング監督として参加し、前作「レミ二センティア」で衝撃的なSFの世界を創り上げ話題となった井上雅貴。