5日、映画『麻雀放浪記2020』の初日舞台挨拶が行われ、同作に出演している斎藤工、もも(チャラン・ポ・ランタン)、ベッキー、岡崎体育、音尾琢真、竹中直人、舛添要一、そしてメガホンをとった白石和彌監督が登壇。本作で銀幕デビューを果たした岡崎、その演技を共演者らが絶賛する一幕があった。

本作は、阿佐田哲也の250万部を超えるベストセラー小説「麻雀放浪記」を、和田誠監督の映画化以来35年ぶりに再び映画化したもの。原作では1945年、戦後の日本を舞台としているが、本作では第三次世界大戦が勃発したため“東京オリンピック”が中止となった2020年の“戦後”の世界を描く。

岡崎は現代パートに登場する、オタクテロリスト・ドク役を担当。主人公“坊や哲”を演じた斎藤は、本作の見どころの一つとして岡崎のハマりっぷりを上げ、岡崎は「自分でも演じている感じがしなかった。普段通りやったらいい感じが出た」と、自身の演技を振り返った。
岡崎の演技については、芸能事務所の社長“クソ丸”を演じた竹中も絶賛。「存在感に圧倒されました。また浜野謙太みたいになっちゃうんじゃないですか」とSAKEROCKのメンバーで役者としても引っ張りだこの浜野謙太のようになるのではと予想していた。



テキスト:堤茜子
写真:You Ishii
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