「アイドルマスター シンデレラガールズ」赤城みりあ役や「響け! ユーフォニアム」黄前久美子役などで知られる声優の黒沢ともよが、声優業への思いを明かした。「感謝だけは忘れずに、まだまだ甘えていこうと思います」と若手として意気込みを示している。
![声優・黒沢ともよ、声優業への思い明かす「正解なんてない」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/8/b/724w/img_8bdefc32d915e4878f5ef8daea2be26e336169.jpg)
黒沢ともよオフィシャルブログより
黒沢は4日、ブログを更新。ゲームの音声の収録などを行う日々だと報告して、「あちこちの分野の役者さんたちと触れ合っていると、声の魅力の大切さを改めて実感させられます。声が魅力的じゃない役者さんなんていらっしゃるのかと思うほどみんな魅力的、、、」とつづった。
「声の魅力の大切さ」と同時に、「アニメーションやイラストと二人三脚で生きる時の"声担当"の役割」についても考える日々だそう。「でも偉大な先輩たちを見れば見るほど、触れれば触れるほど思わせられるのは、『正解なんてない』ということ。『いい塩梅』の周りを行ったり来たりして何十年もかけてやっと『いい塩梅』なのかもしれない」と声優業への考えを明かして、「その"行ったり来たり"は割と周りに迷惑もかけるだろうけど、黒沢まだまだ若造ゆえに感謝だけは忘れずに、まだまだ甘えていこうと思います」と若手としての意気込みをつづった。
年齢的には22歳と若手ながら、テレビドラマや舞台を中心に活動していた子役時代を含めると20年近い芸歴を持つ黒沢。アニメに限っても、「響け! ユーフォニアム」をはじめ多くの作品で主演級のキャストを演じており、2018年の「第十二回声優アワード」では主演女優賞を受賞した。名実ともに現在のアニメ界を代表する若手実力派声優であり、かつドラマや舞台といった別ジャンルの現場にも通じているからこそ、「声の魅力の大切さ」や声優業の奥深さについて人一倍真剣に考えているようだ。