マイナビは9日、日本経済新聞社と共同で実施した、2020年卒学生4万7939人を対象とした「2020年卒大学生就職企業人気ランキング」を発表した。
文系総合ランキングは、1位がJTBグループ(前年4位)で2位が全日本空輸(1位)、3位が東京海上日動火災保険(3位)、4位がソニー(7位)、5位が日本航空(2位)。一方、理系総合ランキングは、1位がソニー(1位)で2位が味の素(2位)、3位が明治グループ(3位)、4位がカゴメ(4位)、5位が富士通(26位)と上位4社が引き続き人気を集めた。
今回の結果について、マイナビ・日経就職企業ランキングの担当者は「文系はコナミ(62位→8位)やソニーミュージック(20位→9位)などのエンターテインメント企業が人気を集めたことが今回の特徴。エンタメが職業、企業ともに魅力的と捉えられたのではないかと思う」との見解。
また、第一生命経済研究所の永濱利廣氏は「理系は大手メーカーが毎年人気、文系は時代の流れに乗る傾向があるため、文系には変動性がある。少し前までは収入面が重視されていたが、近年、収入よりも趣味や休日など生き方を楽しむこと事態が重視されていることも影響しているのでは」と分析している。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)







