声優の山寺宏一が、テレビ東京系「おはスタ」を卒業したときのことを「死んでもいいんじゃないかってくらい感動した」と振り返った。山寺は、同番組のメインMCを放送開始から2016年4月まで約19年間にわたって担当した。
4月18日に生放送されたAbemaTV「声優と夜あそび」では、木曜MCを務める浪川大輔(「ルパン三世」石川五ェ門役や「BLEACH」ウルキオラ・シファー役など)と森久保祥太郎(マンスリーMC、「NARUTO -ナルト-」の奈良シカマル役や「弱虫ペダル」巻島裕介役など)、ゲストの山寺でトークを繰り広げた。MC陣は、それぞれの山寺とのエピソードを披露。浪川は、「俳協っていう事務所に僕を引っ張ってくれたのは、山寺さん」と明かし、山寺は、「天才子役で、大人になってもバリバリ仕事して、すごく真面目な子ってイメージだった」と回想した。
また山寺は、「俺が『おはスタ』やって最初に休まないといけなくなったとき、代わりに祥太郎がMCをやった」と語り、森久保は、「山寺さんがあそこで休んでいなければ、僕はなぞなぞとか出していなかった」とコメント。代打MCの流れで、森久保が「おはスタ」で怪人ゾナー役を演じることになったのが明かされた。山寺は、「それまでは、山ちゃん、山ちゃん、山ちゃん、レイモンド、レイモンド、山ちゃん、山ちゃん、レイモンドくらいだったのに。たまにイマクニ?とかだったのに。もうゾナーが来たら、かっこいいし、面白いしで……」と怪人ゾナー人気について話した。
山寺は、2016年4月1日をもって「おはスタ」を卒業。卒業回には、歴代の出演者たちが駆けつけた。山寺もあそこまで多くの人々が駆けつけるとは思っておらず、「びっくりした」とのこと。「あの日、死ぬんじゃないかと思った。こんなに多くの人に言ってもらって、来てもらって……。死んでもいいんじゃないかってくらい感動した」と振り返り、森久保も「山寺さんのために集まった過去の出演者とかスタッフだけで、テレビ局から外まであふれていた」と証言した。
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