水泳用品メーカーの「フットマーク株式会社」が、日本独特のものである「スクール水着」が昭和から平成にかけてどのように変遷していったのかを振り返る「スク水博覧会」を開催している。
 まずは素材の変化について、フットマーク株式会社・広報室の吉河祐子氏によると、「天然ゴム素材で伸びがあまりなかった時代を経てポリウレタンが加わり、さらに撥水性が進化していった。これにより、濡れていても脱ぎやすくなり、保温性が実現した。また、昔はタオルなどにくるんでいたが、振ると水が落ちて最初の軽さが戻るので、軽いまま持ち帰れるようになった」と話す。