スマートフォン決済サービスが乱立するなか、ついに銀行業界のペイ「Bank Pay」が秋から参戦する。
「Bank Pay」は日本電子決済推進機構が運営、店頭でスマホをかざすと代金が銀行口座から引き落とされるもの(現在の「Jデビット」のスマホ版)。メガバンク・地方銀行など最大1000行が対応する予定で、金融機関の口座と直結することでチャージなどの手間を省くことができる。去年8月から検討会を行い、日本経済新聞によれば「オールバンクでやらなければLINEのような相手には勝てない」と危機感を募らせていたという。
この「Bank Pay」について専門家はどのようにみているのか。スマホジャーナリストの石川温氏は「いちいちチャージするのが面倒だったので、口座直結の引き落としは大きな強み。利便性が高まる一方、落とした時にどうすればいいか不安はある」とメリット・デメリットを分析。今後の課題としては「“還元”などで盛り上がっているが、どういったサービスで存在感を示せるか」と指摘した。
「Suica」を“最強のキャッシュレス”と位置づけている石川氏。「Bank Pay」がその対抗になり得るかについては、「Suicaは地方に弱いところがあるので、地方銀行と協力してサービスを拡大すれば面白いかも」としている。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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