1990年代後半から東京渋谷を中心に大流行した平成を代表する若者のメイク「ガングロ」。平成から令和に元号が変わったことを受け、もはや絶滅危惧種となっているが、現在新宿のバーで働く現役ガングロギャルの“ぇりもっこり”さん（26）にその気になる実態を聞いた。
「ギャルが一番可愛い。自分の中で一番なのでやっている」と話す、ぇりもっこりさん。街中ですっかり見ることの無くなったガングロだが、今現在、ぇりもっこりさんのガングロ仲間は全国におよそ100人いるという。そんな彼女たちの中でカリスマとして崇められる存在がいる。それは雑誌『Popteen』のモデルとしてデビュー後にガングロに転身し、当時のギャル雑誌『egg』の表紙を飾るなど“元祖ガングロ”として知られる「あぢゃ」さんだ。
現在、35歳になったあぢゃさんを訪ねてみると、当時とは打って変わってすっかり美白姿。「今もガングロかと……」と問いかけると「今もガングロじゃやばくね？ 時代は進化しているから」と一刀両断した彼女は今、銀座で美白ママとして活動している。
タレントの鈴木奈々もガングロに憧れていたらしく「私も日サロ（日焼けサロン）で焼いていました。メイクもあそこまではいっていないが、ガングロメイクでした。今はギャルが減っていて寂しい」と話すと、「じゃあ先頭に立って、黒くしなさいよ」と応じた千原ジュニアは「ギャルって軽い女の子だと思っていたけど、そうやないんや」と不思議そうな顔で続ける。「全然違う。ギャルは凄く一途で処女を大切にしている」と声を大にして否定した鈴木奈々だったが、千原ジュニアが「女性のいうギャルと、男が思っているギャルにはギャップがある」とさらに食いつくと、「すぐに股開くと思っているでしょ！？ マジで一途だから大好きな人としかしない」とさらに声を張り上げた。
「そうは言えない」と鈴木奈々の意見を否定したのは、自身もギャル経験のある東大大学院卒で元日経新聞記者、さらに元セクシー女優でもある作家の鈴木涼美氏（35）。鈴木氏は「メイクに時間が掛かるので3日くらいはリサイクルしていた。だからその間はお風呂にも入ってなかった」と“汚ギャル”時代の過去を自ら暴露すると、「渋谷が好き過ぎて、夏の間は渋谷でホームレス生活を送っていた」というあぢゃさんの強烈な過去も明かされた。
するとお笑いコンビ、平成ノブシコブシのツッコミを担当する徳井健太が「そういう意味でピュアなんですね」と綺麗なツッコミ。最後には千原ジュニアが「そういえば、男でも昔でいう特攻服みたいなガツーンという大きなブームがなくなったなぁ」と話し、平成時代を少し寂しそうに振り返っていた。（AbemaTV『Abema的ニュースショー』より）
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平成の実滅危惧種！ 元祖＆現役ガングロギャルを調査
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