歌手としても活動する声優の内田真礼が、アーティストデビュー5周年を迎えた。自身が水曜MCを務めるAbemaTVの声優トークバラエティ「声優と夜あそび」で、音楽活動の醍醐味を語った。
「約束のネバーランド」ノーマン役や「アイドルマスター シンデレラガールズ」神崎蘭子役などで知られる内田真礼は、声優活動と平行する形で、2014年にシングル「創傷イノセンス」でアーティストデビュー。5月1日の「声優と夜あそび」では、デビュー5周年の節目にこれまでの歌手活動を振り返った。
スペシャルウィークの企画として曜日をまたいで出演している「声優と夜あそび」月曜MCの安元洋貴(「BLEACH」茶渡泰虎役や「鬼灯の冷徹」鬼灯役など)から「この前どでかいハコでやってましたよ」と話を振られると、内田は嬉しそうに「武道館でやらせていただきました」と2019年の元日に行った武道館ライブを報告した。さらに内田は、所属事務所の先輩にあたる水曜MCの下野紘(「うたの☆プリンスさまっ♪」来栖翔役や「進撃の巨人」コニー・スプリンガー役など)にも「武道館の先輩やぞ」と笑顔でアピール。内田と同様に歌手活動を行っている下野は、「武道館のパイセンだし、さらに言えばレーベルのパイセンです。俺、全然後輩なんです」と応じて笑いを誘っていた。
アーティスト活動をしていない安元から投げかけられた「やってる人たちに聞きたいんだけど、楽しいの?」という素朴な質問に対して、内田は「楽しい!」と断言。「ライブも好きだし、収録も楽しい」そうで、歌の仕事をすることが息抜きにもなっているという。また内田は「5年経つとチームが生まれます」と時間をかけて周囲との関係性を築いてきたことを明かし、「今となってはバンドメンバーや舞台監督を含めてチームで見せられる。バンドがまたカッコいいんですよ」と充実感をにじませた。
その後、下野が「安元さんはアーティスト活動とかしないんですか?」と質問すると、安元は「やらない」と即答。「個人で歌う分には好き」としながらも、「うまく言えないんだけど、責任が持てない。いろんな方が人生をかけてやってくださっているわけで、それを背負える根性が本当にすごいと思う。俺はビビっちゃう」と語り、歌手として活動する下野と内田の度胸にリスペクトを捧げていた。
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