声優の関智一と安元洋貴が、お互いの憧れの声優について語り合った。安元は「ドラゴンボール」の孫悟空役などで知られる野沢雅子との共演を、「もう嬉しくて嬉しくて」と振り返った。
スペシャルウィークの企画としてAbemeTV「声優と夜あそび」に5夜連続で出演した安元洋貴(「BLEACH」茶渡泰虎役や「鬼灯の冷徹」鬼灯役など)は、5月3日に生放送された同番組で、金曜MCを務める関智一(「ドラえもん」スネ夫役や「新世紀エヴァンゲリオン」鈴原トウジ役など)とトークを展開。関の「神谷明さんが好きなの?」という質問をきっかけに、それぞれ憧れの先輩声優との交流について語った。
42歳の安元は、「『ジャンプ』で育っちゃってるんですよ。『キン肉マン』、『シティーハンター』、『北斗の拳』や他にもいろいろありましたけど、すごかったじゃないですか。猫も杓子も神谷さんだったから」と自身の少年時代に人気作品を席巻していた“レジェンド声優”神谷明への憧れを告白。しかし「ちゃんとお仕事でお会いしたことはない」そうで、「声優と夜あそび」に神谷が電話出演した際に会話をしたのがほぼ唯一の交流だという。一方で同番組の月曜MCとして共演している声優の江口拓也(「バキ」花山薫役や「俺物語!!」剛田猛男役、「あんさんぶるスターズ!」日々樹渉役など)は神谷の教え子にあたるといい、2人の師弟関係について安元は「ちょっと羨ましかった」と語った。
さらに関が「『キン肉マン』とか『聖闘士星矢』とか『ドラゴンボール』とか、めっちゃ出たくない?」と往年の「週刊少年ジャンプ」の人気作品を列挙すると、安元も「出れるもんなら出たいですね」と強く同調。さらに「マコさん(野沢雅子)と初めてある作品で一緒になれたときに、もう嬉しくて嬉しくて。でもファン根性は出してられないじゃないですか。めっちゃ我慢しました。本当にサインが欲しかったです」と野沢雅子への大きな憧れを明かした。
すると関が「俺、野沢雅子さんのサインもらったんだよ。現場でじゃなくて、くれたのよ。生徒だったから。今も大事に飾ってあります」というエピソードを披露。安元は「はー、すごい! いいなぁ、超宝物じゃないですか」と羨ましがり、「声優と夜あそび」のスタジオ内に飾ってある神谷のサインについても「これも相当羨ましい。盗んで帰りたいですもん」と笑いながら願望を漏らした。
その後、「お亡くなりになってしまいましたけど、内海(賢二)さんや鈴置(洋孝)さんにはお会いできたんですよ。一緒にお仕事もできたし」と偉大な先人たちとの共演歴を振り返った安元。関も「富山敬さんと一緒にやったことあるよ。いいでしょ? 世代でしょ?」と伝説的な声優の名前を挙げ、安元は「羨ましい。『宇宙戦艦ヤマト』とか夏休みに何回も見てました」とあらためて少年時代の記憶を思い返していた。
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