アメリカで行われた“3大ミスコン”を黒人女性3人が制覇するという史上初の快挙が起こった。
去年9月の「ミス・アメリカ」ではニア・フランクリンさん、4月の「ミス・ティーンUSA」ではケイリー・ガリスさん、5月の「ミスUSA」ではチェスリー・クリストさんが優勝。そして現地時間7日、米CBSに3人揃って出演したことが話題となっている。
「ミス・アメリカ」のフランクリンさんと「ミスUSA」のクリストさんは「あなたが望むならば何でも起こり得るんだというメッセージを世界中に送りたい」「多様性も示せたのではと思います」とコメント。また、「ミス・ティーンUSA」のガリスさんも「ありのままの髪の毛でいるのを怖がっている子たちが、そのままでいいんだと思い始めている。みんな私が大きなきっかけをくれたと言ってくれてうれしい」と想いを語ったということだ。
ミスコンに黒人女性が初めて参加したのは1970年で、1983年に歌手のヴァネッサ・ウィリアムスが初優勝を果たしている。
3人のメッセージに、アフリカで農業ビジネスを展開する社会起業家の牧浦土雅氏は「我を貫く人はかっこいい。ガリスさんはありのままの髪の毛を貫いたということだが、MeToo運動といった動きの裏で黒人差別がある中で、こういった活動・発言をするというのは勇気を与えてくれるニュースだと思う」と述べた。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
この記事の画像一覧






