10日未明、Amazon創業者のジェフ・ベゾスCEOが、私費で運営する宇宙開発ベンチャー企業・ブルーオリジンの会見で、有人月面着陸機「ブルームーン」を初公開した。
「月へ行く社長」と言えばZOZOの前澤友作社長が話題を集めたが、なぜ成功者は月を目指すのか。ベゾス氏は2024年までに有人月旅行を実現するといい、「月に戻る時が来た！ただ旅行するのではなく、我々は月に留まるのだ」とコメント。宇宙船カプセルによる宇宙旅行も計画し、今年中にチケットを一般販売するという。
宇宙ビジネスは今活況で、日本では堀江貴文氏が取締役を務めるインターステラテクノロジズの「MOMO3号機」が、民間企業として国内初となるロケット打ち上げに成功している。
しかし、アメリカのロケット開発はさらに先を進んでおり、ブルーオリジンは「再使用型」の無人ロケット打ち上げに11回成功している。「再使用」とは、打ち上げた後、先端を切り離した胴体部分が戻って着陸するというもので、アメリカではもはや打ち上げ時ではなく着陸時に成功のハイタッチが交わされるという。
ベゾス氏は“月に戻る”のか。今後の動向に注目が集まる。
（AbemaTV／『けやきヒルズ』より）
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