第9回「忘れられない看護エピソード」の表彰式が11日に都内で行われ「看護の日」PR大使に就任した女優の須藤理彩が出席、最優秀作品を涙を流しながら朗読した。
須藤は「朗読する身としては絶対に感情的にはならないということが鉄則であるんですけれども、どうしても気持ちが入ってしまってちょっと途中ウルっと、一瞬負けそうになったんですけれど、なんとか持ちこたえて読みきることができてちょっとホッとしました」と明かした。
2016年に、夫でロックバンド『BOOM BOOM SATELLITES（ブンブンサテライツ）』の川島道行さんを脳腫瘍で亡くしている須藤。当時のことを振り返り「主人が2年前に他界したんですけれども、入退院を繰り返していた人だったので、その時の担当の看護師さんも含めて本当に感謝と尊敬で、その働きぶりを見るとご苦労も多いんじゃないかなと。でもついつい甘えてしまう存在ですよね」と、看護師への思いを語った。
現在、12歳と7歳の2児の母でもある須藤は、初めての出産の時には看護師さんの言葉に勇気づけられたといい「人一倍『親になったから頑張らなきゃ』という気合いだけはあって、それがすごくちぐはぐになってしまった時があったんですね。いっぱいいっぱいになって泣き出してしまった時があって、その時に看護師さんが来てくださって『頑張らなくていいんですよ』『私たち預かりますから』って言って下さったんですね。人に頼ったりっていうことも大事な時があるんだなっていうのを、その時に感じたので今でも感謝している」とエピソードを紹介するとともに「2人目のときには初日に生まれた時から『お願いします』『家帰ったら大変なんで』って預けました」と、笑顔を見せながら明かした。
（AbemaTV／『AbemaNews』より）
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