北方領土問題を巡る発言で「辞職すべき」との声があがっている丸山穂高衆議院議員が20日、囲み取材に応じ、野党6党派が提出した辞職勧告決議案などについて反論した。
 辞職勧告決議案への受け止めについて丸山議員は「これまでの辞職勧告決議案をみていますと、明らかに刑法犯や、逮捕・起訴された案件が全部。そうした中で発言に対して出すという事は非常におかしな話で、由々しき事態だと思います。野党から出されましたが、与党側は多数を握っているわけで、そこで野党議員の発言に対して辞職を迫るような勧告を出せるのであれば、次から次へと議員をクビにすることができる」とコメント。自ら辞職する考えについては「逆に前例を作ってしまいかねませんから。絶対に辞めるわけにはいかなくなってしまっている状況」だと述べた。