アメリカの大富豪、ロバート・スミス氏の“サプライズ”が話題になっている。
現地時間19日、アメリカ・アトランタにあるモアハウスカレッジの卒業式に登場したスミス氏は、「卒業生400人の学生ローンは自分が全額返済する」と宣言。モアハウスカレッジは、キング牧師などが通っていた、アフリカ系アメリカ人のための高等教育として設立された歴史的黒人大学。アメリカでは学生ローンの返済に苦しむ若者が社会問題となっており、学長によると必要な金額は最大約44億円だということだ。
スミス氏は、2000年に投資会社ビスタ・エクイティ・パートナーズを創設。最も裕福なアフリカ系米国人と言われ、その資産は約5500億円(フォーブス誌より)とも。過去に母校の1つであるコーネル大学院に5000万ドル(約55億円)を寄付したほか、生前または死後に総資産の半分以上を慈善事業に寄付する署名にサインしているという。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)







