地上波未公開シーンを含めた完全版「しくじり先生 俺みたいになるな!!」が、AbemaTV(アべマTV)で放送された。
AbemaTV限定のオリジナル企画「しくじり学園 進路相談室」では、安田大サーカス・クロちゃんが相談室の“先生”となり、ゲストの相談を受け付ける。“シロちゃん”モードではゲストに直接優しくアドバイスし、“クロちゃん”モードでは、毒舌な厳しい評価を裏でぶっちゃけ、ゲストはそれをこっそり見るという企画だ。どちらのアドバイスから学ぶかどうかは、ゲストに委ねられる。
今回ゲストとして登場したのは、芸歴12年のお笑いコンビ・ジグザグジギー。2人は2013年・2016年の『キングオブコント』で決勝に進出した経験もある。
芸歴としては2人の先輩にあたるクロちゃん。まずシロちゃん部屋に入ってきた2人は、挨拶代わりにコントを披露。その後、ツッコミ担当の池田勝が「相方がテレビに出たがらない」と、ボケ担当の宮澤聡に関する悩みを告白した。
宮澤は「ネタ番組には出たい」と話すが、バラエティ番組のガヤを例に出し「若手のガヤって『ちょっと待ってくださいよ~』って言うじゃないですか。『ちょっと待ってほしい』と思わないんですよ」と発言。テレビに出たくないユニークな理由を明かした。また、彼女がいた経験もなく、現在もプロレス以外に興味がないという。
一方で池田は「2人でテレビに出たい」といい、そんな相方を宮澤は「タレント志向」だと思っている様子。
池田がアーティストのきゃりーぱみゅぱみゅと一緒にラジオ番組をやっていると明かすと、それを聞いたクロちゃんは「すごいじゃん!」と目の色を変え、「どんな感じ? きゃりー」と、きゃりーぱみゅぱみゅの方に話を持っていこうとする。
池田が「口説こうとしてます?(笑)」「なんできゃりーさんの話?」とツッコミを入れると、「接点があるんだって思ったから……」と下心を見せた。
続けて、クロちゃんはごまかすように「『きゃりーと仕事してるんだ』って、こっちは食いつくから」と、どんな仕事も次の仕事のきっかけとなり、テレビに出たい池田にとってはプラスになるというアドバイスに変えた。
ここまでは前向きに2人を励ましたクロちゃんだが、”クロちゃん”部屋に移動すると評価は一変。「バラバラだね! 組み合わないね」と、コンビ間で方向性が違うジグザグジギーを一刀両断した。
さらに「2人のこと知らなかったし。ということは世間の人も知らないですもん。地下芸人」と知名度の低さを指摘。今後の方針については「2人でやってたら解散しかない」といい、「新しい誰か入れたほうが良い。候補います。パッション屋良」と提案した。
お悩み相談から1カ月後、スタッフがジグザグジギーに感想を聞きに行くと、パッション屋良を加入させる提案については「『何言ってんだ』って思ったんですけど、1カ月よく考えてみて……『何言ってんだ』と思いました」と、どう考えても納得できていない様子。しかし、ところどころのアドバイスは参考になったようで、「コンビ間でつっかえていたものが溶けた」とすっきりした表情だった。
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