地上波未公開シーンを含めた完全版「しくじり先生 俺みたいになるな!!」が、AbemaTV(アべマTV)で放送された。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”として平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、モデルで女優の黒木ひかり、モデルの久間田琳加、超特急のリョウガが出演。今回の“しくじり先生”は、お笑い芸人の紺野ぶるまだ。
高校進学直後に派手なギャルと化し、遅刻早退などの素行不良で、高校2年生のときに「あと1回何かあったら退学」と警告された紺野。
「さすがに退学はまずい」と思った紺野はしばらく大人しくしていたが、同時期に担任と校長の間で修学旅行の行き先を巡り、衝突する事件が起こった。お互いに一歩も引かず抗争状態となっていたが、結局担任は学校を辞めてしまった。
紺野は担任に何の思い入れもなかったが、クラスの女子生徒たちは担任を復帰させるために著名活動を開始。
こうしたクラスメイトの行動に、紺野は「女子グループの中には正義感を振りかざす人がいる」とチクリ。「誰でも思いつくような正論をドヤ顔で言って天下取ったような…」と”女子あるある”を紹介し、そういった女子を「ジャンヌダルク気取り」と命名した。
「誰も望んでいないのにルールを変えようとする」などの特徴を持つジャンヌダルク気取りを、紺野は冷めた目で見ていた。しかし、クラスメイトたちの正義感は勢いを増し、ある作戦を立て始めた。それは、体育祭のときに担任の名前を書いた巨大な旗を校長の前で振ってアピールするというもの。
しかし体育祭本番、開会式で校長の話が始まったというのに、怖気づいてしまい誰も旗を振らない。紺野はこの状況に「そりゃないぜ」とイラつき、1人で旗を持って校長にメンチを切ったという。
旗を作っているときには「なんで一緒に作らないの?」と散々文句を言ってきたクラスメイトが、いざというときに誰も行動に移さなかったことに、「とにかくムカついた」と激怒した紺野。この事件をきっかけに、校長をはじめ教師たちから要注意人物として目をつけられてしまう。さらに“おでんの汁”がきっかけで、高校中退になった紺野に兄が驚きの言葉をかける。番組はAbemaビデオ(期間限定・無料)で配信中。