地上波未公開シーンを含めた完全版「しくじり先生 俺みたいになるな！！」が、AbemaTV（アべマTV）で放送された。
この日の放送では、AbemaTV限定企画として、過去にしくじり先生として登場した俳優・黒石高大が再登場した。
黒石といえば、総合格闘技イベント「THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）」において、挑発した相手に2秒で失神KO負けというしくじりを犯し、その動画が世界中に拡散して大恥をかいた過去を持つ元ヤンキーだ。以前の授業では多くのしくじりを披露し、出演者たちを驚かせていた。
オードリー・若林正恭は「黒石先生みたいな元ヤンキーがバラエティスターになれば、世の不良少年たちが『俺も更生しよう』ってなるかも」と前向き。
まずは、音楽番組、モノマネ番組など、数あるバラエティのジャンルから、狙えそうな候補を絞っていく。クイズ番組、料理番組が除外されると、平成ノブシコブシ・吉村崇が「ネタ見せ番組も無理じゃない？」と指摘。
しかし、若林が過去にいろいろやらかした経験を持つ黒石に「武勇伝があるじゃないですか。だからオリラジの武勇伝のネタにのせてやるとか」と提案した。
若林が「テレビでギリギリ言えるやつ」とリクエストし、ネタを披露することになった黒石。オリエンタルラジオの“武勇伝”のリズムに合わせ「勢い余って交番ぶっ壊す！」とガチな武勇伝を披露した。
黒石のリアルすぎる武勇伝に、吉村やハライチ・澤部佑は立ち上がって「ダメダメダメよ！」「ラインを見極められないじゃない！」とツッコミ。
不安も残るが、ひとまずはネタ見せ番組を1つ目のターゲットに決定。ヤンキー時代の武勇伝ネタを次回までの宿題とした。
続いて、VTR番組に注目した吉村は「最初はロケに出るじゃないですか。街ブラだったり食レポだったり、それを宿題で撮ってきてほしい」と提案。自撮りで食レポVTRを作成するのも宿題に加えられた。
また、若林がバラエティに欠かせないワイプに言及。「動物の出産シーンとか。ワイプが難しい」ということで、実際に澤部が馬、吉村が飼育員を演じ、黒石が出産シーンのワイプに挑戦することに。
澤部演じる馬が陣痛をおこして倒れると、吉村が赤ちゃんを取り上げようとする。その間、黒石がワイプで表情づくりに励んでいたが、いざ出産するシーンが来ても「ダメだ、泣けない！」とギブアップ。「澤部君が笑かそうとするから……」と言い訳すると、必死に演技をしていた澤部は「してないでしょ！」とブチ切れ。スタジオの笑いを誘った。
最後に音楽番組に注目した澤部は「歌うまそう」「とんでもない経験されてるから、歌詞書くとか」と提案。吉村も、これまで『しくじり先生』に出演したアーティストをかき集めて「しくじりバンドが作れる」と想像をふくらませた。
黒石作詞のオリジナルソングを作ることも宿題に加え、合計3つの宿題が決定。「特訓お願いします」と言われた黒石は「不安ですねぇ」と、元ヤンとは思えないほど弱々しい声を出していたが、バラエティスターへ向けての道は始動した。
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