11日、日本赤十字社による「みんなの献血キャンペーン」のイメージキャラクターに就任した乃木坂46メンバーによる記者発表会が開かれ、"つながり"を意識した新プロジェクト名と新ロゴデザインを披露した。
イメージキャラクターに起用されたのは、齋藤飛鳥、星野みなみ、堀未央奈、山下美月、与田祐希の5人で、献血者が減少しがちな冬季に行われる「はたちの献血キャンペーン」に続いて2度目となる。
5人は自身も高校2年生のときに急性リンパ性白血病に罹り、1年4か月にわたる闘病生活を送った経験を持つタレントの友寄蓮から「ありがとうと伝えたいです。みなさんのプロモーションのおかげでたくさんの方が献血に来てくださったと聞きました。経験者として本当に心強く思います」と感謝の言葉を送られた。齋藤は「協力を仰ぐのはなかなか難しいことだと思うんですけど、我々でも役に立てるんだということが実感できると嬉しいです。どんどんより頑張っていかないといけないなと思いました」とコメント。山下も「握手会で"行ってきたよと"グッズを見せながら話してくださるファンの方もいらっしゃいます」と、取り組みの成果を実感していたようだった。
来春に向け、5人はオープニング(齋藤)、ハロウィン(星野)、クリスマス(堀)、バレンタイン(山下)、そして春休み(与田)と、それぞれ季節ごとにキャンペーンを担当する。先頭を切る齋藤は"最近始めたこと"について尋ねられると「最近、ちょっとした空き時間とかにメンバーとコミュニケーションを取ることにしました(笑)。今までも普通に仲は良かったんですけど、お仕事の前は一人で頭の中でああしよう、こうしよう、と考えて集中しちゃうタイプだったし、どうやって参加していいのかわからなかったので。でも、ちゃんと人の目を見て喋ることを覚えたので、それが嬉しくて、メンバーと他愛のない話をしてみたり。メンバーも、意外に話しかけてもいいんだなってわかってきたみたいで、ちょっと呼んでくれたり、さりげなく話を振ってくれたり。ありがたく参加させていただいています(笑)」と発言。
バレンタインを担当する山下が「今年のバレンタインは意外な方からお菓子をいただきまして(笑)。隣にいる齋藤飛鳥さんなんですけど、ライブのリハの途中、小さなかりんとうを私たち後輩にも下さいました。つながりを感じました(笑)」と明かすと、「え?そうだっけ?ああ。そうだ。あげました(笑)。つながり感じたかったんでしょうね(笑)」と照れ笑い。山下に「飛鳥さんは愛のあるいじりをしてくださいます。さっきは髪の毛を直してくださって。優しいなって思いました」と話を振られると、「言わされてる感?愛があるかどうかはわからないですけど」と、齋藤らしい、愛のある返答を見せていた。