上戸彩や武井咲が所属するオスカープロモーションを退所した芸人たちによる「芸人再就職トライアウト」が6月12日放送のAbemaTV「チャンスの時間」で開催され、5組の元オスカー芸人が他事務所との交渉権を手にした。個性が強い面々の中には、千鳥も逸材だと絶賛した芸人もいた。
今年5月、大手芸能事務所オスカープロモーション所属のお笑い芸人30組以上が事務所を退所しフリーとなった。番組では、5組の元オスカー芸人が他事務所の先輩芸人の前でネタを披露し、ネタが面白ければ各事務所との所属の交渉権を得られるトライアウト企画が行われた。
番組のゲストは、オスカープロモーション所属の女優、奥山かずさ。冒頭で大悟から「あれ?オスカーじゃなかったっけ?」と振られると、奥山は「そうなんです。どんな顔してここに座ってればいいのかちょっとわかってないんですけど」と困惑した表情を浮かべる。芸人の大量離脱については、「お笑い部門があったんですけど、それがなくなって解散となってしまった」と事情を説明。奥山が所属するのはオスカーのメインともいえる俳優部門であり、芸人たちとは「人数も多かったので把握できなくて、正直面識もなかった」と明かした。
ネタを審査するのは、ホリプロコムのX-GUNさがね、ワタナベエンターテインメントのザブングル加藤、グレープカンパニーのトミドコロ、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの千鳥大悟の4名。審査員は自分の事務所に呼びたいと思ったら「交渉」の札を上げ、それ以外の場合は「保留」の札を上げる。
まずトップバッターとして、2017年にTBS系「あらびき団」あら-1グランプリでチャンピオンにも輝いたピン芸人のふーみんが登場。「奥歯をガタガタ言わせ節」を披露すると、ノブは「おもしろかった。(テレビ朝日系「アメトーーク!」の)パクりたい1グランプリとかにも出そうですよね」と評価した。
続いて登場したアラサー女芸人コンビ・バーゲンセールは、元アイドルと元女優という異色の組み合わせにスタジオでどよめきが起こる。ネタの評価も高く、4人中3人が「交渉」の札を上げた。
倖田來未漫才を披露したちょーちんあんこーとは、千鳥の2人は別番組で面識があったそう。大悟が「今日もすごかった。流行語大賞を先に聞いたみたいな」とネタ中のキメ台詞を評すれば、ノブも「いいでしょ、なんか。これは逸材だと思うんですけど」と絶賛した。
続いては今年正月の『ぐるナイおもしろ荘』で優勝したぺこぱ。できたばかりというネタだったが、スタジオ内の爆笑を呼んだ。大悟は「わしら5年くらい前からおもしろいって言ってたよな。今年のM-1なんかも出てくる可能性ありますからね」とコメントすると、この日初めて「交渉」の札を上げる。しかし、吉本としてではなく、「即戦力なので、吉本のような大きなところで1からというのはオススメしません。私これ、さらば青春の光に預けます」と個人事務所に渡すとして笑いを誘った。結局この4組が「交渉」札を獲得。他事務所との交渉権を得ることとなった。
(C)AbemaTV
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