「ルパン三世」石川五ェ門役や「BLEACH」ウルキオラ・シファー役などで知られる声優の浪川大輔が、過去、現場に約1時間遅刻をしてしまい、プロデューサーに“スライディング土下座”したエピソードを明かした。
AbemaTVの声優トークバラエティー「声優と夜あそび」の木曜日は、レギュラーMCの浪川と、6月度のマンスリーMCに就任した岩田光央(「AKIRA」金田正太郎役や「頭文字D」の武内樹役)が進行。岩田といえば、6月から青二プロダクションに移籍したばかり。ある意味新人である岩田のために、2人が“新人声優あるある”を語り合った。
岩田は「丁寧にあいさつする気持ちはわかるし、大切なこと」と強調しつつも、若手声優が多い現場に行ったときは、あいさつに来た若手たちで列ができてしまうと語った。また、浪川は「失敗したときにマイクの前で反省」とコメント。「次の人がマイクを超待っている」と新人声優がやりがちな失敗を語った。
自分がやってしまったミスとして、浪川は「台本を忘れた」と告白。岩田は「台本は忘れちゃダメだろ! 俺、そのミスは人生で1回もないよ」とツッコミを入れたが、岩田自身も「違う台本を持ってきたことはある」と話した。
さらに浪川は、約15年前に1時間遅刻してしまった現場があるという。現場には「超怖い」と有名なプロデューサーがおり、スタジオに到着した浪川は「スライディング土下座」。
土下座を無視するプロデューサーに、浪川はどうしていいかわからず、プロデューサーがテーブルに乗せていた足の下をそのままくぐった。その後もどうしていいか分からなかった浪川は、机の周りを四つん這いでうろうろ。このエピソードを聞いて、岩田は「やるな、お前。かっこいいな」と笑っていた。
なお、プロデューサーに「お前、今日飲みに行くか?」と声をかけられた浪川は、当然「はい!」と答えて、朝4時までお説教を食らったという。浪川は「もう忘れられない。それからですね。人って覚えるもんで、遅刻はめったにしなくなりました」と語った。