近年、世界的に楽しむ人が増加、市場規模も拡大を続けるコスプレ。SNSのフォロワーは10万人を超える有名コスプレイヤーも当たり前のように存在、企業からのイベント出演、CM等のオファーも殺到しているという。
 1983年、スタジオ・ハードデラックスの高橋信之社長がアニメ誌の連載で「コスチューム・プレイ」という言葉を使ったのが発祥だというコスプレ。それ以前は「アニメ仮装」などと呼ばれており、『COSPLAY MODE』の大門太郎統括編集長は「高橋さんが"コスチューム・プレイ"と言い始めた頃は同人誌を売るときにキャラクターのコスプレをする、たとえば当時で言えばラムちゃんの格好するといったものだったが、90年代になるとセーラー服やナースなどの仮装をすることも含めてコスプレと言うようになった」と話す。