Facebookが18日、独自の仮想通貨「Libra(リブラ)」を発表した。来年からのスタートを予定しているという。
「リブラ」の仕組みは、まずスマホからリブラ協会に電子マネーを送金。すると、仮想通貨「リブラ」が発行されるというもの。Facebookユーザーは、コンビニなどで現金に戻したり、国内外の友人への送金、「Sjpotify」など音楽配信サービスや他の支払いに利用できるという。
Fecebookの強みは、世界の月間アクティブユーザー数“20億人以上”を誇るユーザー数。米国のマスターカードやVISAなど約30企業が参加予定で、銀行口座を持っていないユーザーが金融サービスを利用できるなど、手薄だった新興国の開発が狙いにあるとみられる。
一方で、反対の声も上がっている。CNNによると、米国下院金融サービス委員会委員長のマキシン・ウォーターズ議員は「リブラ」開発の中断を要請。Facebookは個人情報の取り扱いを軽視し続けているとしつつ、現在の仮想通貨市場に投資家や消費者を保護するルールがないと指摘している。
また、フランスの現地メディアEurope1によると、仏財務省も「安全性の保証」を要求。「本来、国や政府が行う役割だ」とし、民間企業が利益を追求するために送金サービスを提供するべきではないと主張している。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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