
日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第3節B卓が6月19日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、二階堂亜樹が+27.2で卓内トップを取り、前日18日に行われた鳳凰戦A2リーグに続き、連夜の勝利を挙げた。
前日も男性プロとの混成リーグである鳳凰戦A2リーグで60ポイント超の卓内トップを取っていた亜樹は、この日の女流戦でも好調。1、2回戦で連勝すると、3、4回戦では姉である瑠美の追い上げにあったものの、僅差で逃げ切り。姉妹としてはワンツーフィニッシュを決める形となった。亜樹は「今日の目標はマイナスをなくすことだったので、良かったと思います。後半戦に次から入るので頑張りたいと思います」と、いよいよ本領発揮といった様子だった。
【試合結果】
1位 二階堂亜樹 +27.2
2位 二階堂瑠美 +22.5
3位 西山あみ ▲19.4
4位 中野妙子 ▲30.3
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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