将棋の第5期叡王戦の段位別予選・九段戦2回戦が6月22日に行われ、佐藤康光九段(49)と鈴木大介九段(44)が午後7時から対局中だ。
佐藤九段は、これまでタイトル13期を獲得した実力者で、現在は日本将棋連盟の会長という重責も担っている。鈴木九段も、佐藤九段が会長に就任した同時期に理事となっており、連盟理事同士の対決となった。鈴木九段は、午後2時から丸山忠久九段(48)との1回戦に勝利、本局も勝てば1日2勝となる。
叡王戦は第3期からタイトル戦の序列3番目として仲間入り。第4期は、永瀬拓矢叡王(26)が七番勝負を4-0のストレートで制して、初タイトルを獲得した。
叡王戦の予選は、四段(本戦枠1人)・五段(2人)・六段(3人)・七段(3人)・八段(3人)・九段(4人)に分けて行われ、シード棋士を含めた本戦トーナメントを実施。決勝にあたる挑戦者決定三番勝負の勝者が、永瀬叡王との七番勝負に進出する。
段位別予選の持ち時間は各1時間で、本局の先手番は振り駒の結果、先手は鈴木九段。AbemaTVでは、この対局を終了まで生放送する。
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