22日に行われた「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」のスペシャルマッチは、3分3ラウンドの末、ボクシング元世界三階級王者の亀田興毅がキックボクシングRISE世界フェザー級王者の那須川天心をKOすることができずに終了。亀田は1000万を手にすることはできなかった。
1R、2Rと那須川が現役の強みを生かして終始、手数で亀田をリードすると、3R開始直前にヘッドギアを外した両者に会場は沸いた。最終ラウンドになり亀田もやや攻勢に転じたが、決定打を打ち込むことは出来ずにそのままゴングを聞くこととなった。
特別ゲストとして登場した元WBC世界ライト級チャンピオンのガッツ石松氏は、那須川が高いボクシング技術を披露したことを受けて「天心くん、ボクシングに転向しなよ」と切り出すと「今の時代だったら、(ボクシングで)世界チャンピオンになれる。俺が教える。俺、教え方上手いんだから」と語りかけ、「OK牧場」とおなじみの決め台詞で締めくくった。
思わぬ形で称賛を受けた那須川はやや戸惑った表情を浮かべつつも「ありがとうございます」と小さく頷いて応じていた。
なお、ガッツ石松氏から“お墨付き”を与えられた那須川は7月21日にエディオンアリーナ大阪で開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA』で、RISE世界トーナメント-58kg級の決勝進出をかけてルンピニースタジアム認定のスーパーフェザー級王者スアキム(タイ)と激突する。
(C)AbemaTV
【見逃し視聴】
ガッツ石松氏、那須川天心のボクシング転向に太鼓判「今の時代だったら世界を獲れる」