「イッテQ」に憧れるお笑いコンビ・きしたかの“間違った飯を買うロケ”に千鳥も大ウケ

　ツッコミ・高野のキレ芸でプチブレイク中のお笑いコンビ・きしたかのが、6月26日に放送されたAbemaTVのバラエティ「チャンスの時間」に出演。尻すぼみに終わったロケのリベンジ企画に挑み、同番組でMCを務める千鳥の爆笑を誘った。

　きしたかのがチャレンジしたのは、「タトゥーの絵柄探しビンゴ」という企画。街中でさまざまなタトゥーを入れた人に声をかけ、あらかじめ決められた「日本語」「セクシー」「アニメキャラ」といった9種類のお題でビンゴをするという内容だ。前回の同企画ではわずか2人でビンゴ達成となり、急きょ9マスすべてを制覇するためにロケを続けたものの、その後はほとんど成果があがらず完全な尻すぼみに終わっていた。

　リベンジに燃える岸と高野は、最初に声をかけた夫婦で「カップルのペアタトゥー」「人名」「セクシー」といきなり3種類のマスが埋まるという絶好のスタートを切った。しかしあまりの幸先の良さに、高野は「怖いなあ。前回と似てるなあ」と不安げな表情。さらに立て続けに「日本語」「ドクロ」のタトゥーを入れた人を発見し、さらに「アニメキャラ」もクリアして、開始わずか1時間でビンゴを達成してしまった。

　6時間の制限時間をほとんど余らせてしまう性急な展開に、「クリアじゃねえか！　早えんだよだから！」と持ち前のキレ芸を披露した高野。もちろんここで終わるという選択肢はなく、パーフェクトを目指してロケの続行を宣言した。すると休憩中、高野は番組スタッフに「タトゥーが見れて、『おー！』で終わるのがいいじゃないですか。イッテQ出たいんですよ。イッテQ見てたらそうでしょ。すごい動物が本当に出てくる。あれが面白いじゃないですか」と意外な野望を打ち明けていた。

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　その後「フルーツ」と「顔に入ったタトゥー」を発見し、残り3時間でパーフェクトまで残りひとマスに。「埋まるぞこれ！」と興奮する岸だったが、最後の「感動するタトゥー」が見つからないままロケ開始から5時間が経過した。空腹に耐えかねた岸は、クレープ屋で「照り焼きチキンサラダのクレープ」を注文。そんな相方の姿に、高野は「しょっぱ買うなよ！　普通あまだろ！　疲れてんだからあま食えよ！　しょっぱいかないって！」「お前のせいで混んでるじゃねえか！　お前が照り焼くから。クレープで照り焼く必要なんかねえんだよ！」と独特の言い回しで怒涛のツッコミを披露し、スタジオでVTRを見守る千鳥の2人を爆笑させた。

　相方思いの岸は「俺ばっか食っちゃって申し訳ないから、お前にも飯買ってきた。ケバブ」と、ケバブと白米を合わせた風変わりな弁当を差し入れた。すると高野はふたたび「ケバブ米で食う奴いねえよ！　ケバブは巻くの！　巻くときに合うんだよ！」と絶叫。さらになぜか涙を流しながら、「俺さ、イッテQとか出てえんだよ！　こういう無理難題もさ、クリアで見せてえんだ。『あいつらいるとき、嘘みてえに面白い画が撮れるな』みたいな」と熱い思いを吐露した。

　しかしそんな高野の願いもむなしく、最後まで「感動するタトゥー」が埋まらないままロケは終了。感想を求められた大悟は、「今後は岸が間違った飯を買ってくるロケにしよう。とにかく長時間ロケをやらせて、腹が減ったときに岸がなにを買ってくるか」と本題よりも食事をめぐる岸のボケと高野のツッコミを楽しんでいた様子。またノブが「イッテQ出たかったんや」と高野の思いを汲み取ると、大悟は「ちょっと向いてるかもな。『きしたかの、イッテQへの道』やる？」と新たな企画を提案していた。

（C）AbemaTV