29日、「BATTLE OF TOKYO スペシャルイベント」が都内劇場にて行われ、GENERATIONS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE(※佐藤大樹は不在)、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEら「Jr.EXILE」の面々がずらり登場。企画プロデュースのEXILE HIRO、MVの監督を務めた久保茂明、東弘明、シリーズ構成を担当した平沼紀久とトークセッションを行った。
「BATTLE OF TOKYO」とは「HiGH&LOW」に続くLDHが仕掛ける総合エンタテインメント・プロジェクト。「Jr.EXILE」と呼ばれる4グループを中心とし、現実世界と別次元のユニバースに存在するTOKYOとのパラレルワールドで、新たな物語が繰り広げられる。2019年は4グループによるMVでのコラボバトル、ライブが開催され、この先も注目が集まる次世代エンタテイメントとなっている。
Jr.EXILE 世代について、HIROは「本当にめちゃくちゃ期待しています。こうやって見ると、みんなすごく格好いいなと思う」と後輩たちを見渡すと、集まったファンからはため息が漏れた。続けて、HIROは「EXILEと三代目は兄弟という感じだったけど、Jr.EXILE世代はEXILEっ子というか、LDHっ子というか、本当に小さい頃から知っているメンバーが活躍してくれるので、これからLDHを背負っていってくれるのかなと思っています……メンディー以外は期待しています(笑)」と、最後はしっかりと笑いに変え、関口メンディーもずっこけるふり。すると、HIROは「(関口が)隣なんだもん、なんか“言え”みたいな感じ(笑)」と言い、一気にリラックスムードが漂った。
そんな関口は、ほかのグループの印象を聞かれると、「BALLISTIK BOYZとのMV撮影が終わって、たまたま(松井)利樹が誕生日で、みんなでサプライズでケーキを出したんです。大泣きをしてくれて“祝っていただてうれしいです”って大号泣!」と感動のエピソードを披露したはずが、口々に「泣かせたの?」「泣かせた…」と突っ込みが入った。戸惑う関口だったが、当の本人からも「メンディー、ありがとな」とわざと呼び捨て&上から目線の御礼を言われ、これには場内も大爆笑。思わず関口も「利樹!何でため口なんだよ(笑)!!」とふざけ、先輩と後輩の温かいやり取りが見られた。
また、各グループとの楽曲とは別に、4グループのヴォーカリスト14人で『24WORLD』も歌ったという。片寄涼太は、「それぞれの個性も一緒にやることで知ることができましたし、14人で歌う曲というものも、今までのEXILE TRIBEではないので、楽しんでもらえたら」と振り返る。川村壱馬も「『24WORLD』は憧れでしたし、新しい世代として、先輩を筆頭にやらせていただいているのでうれしかったです。レコーディングをして聞いたら、チーム感、カラーがすごく出ていて“BATTLE OF TOKYO”がすごく楽しみな気持ちになりました」と自信をのぞかせていた。
「BATTLE OF TOKYO~ENTER THE Jr.EXILE」は7月4日(木)~7日(日)まで幕張メッセ国際展示場ホールにて4日間連続で開催。
取材・文・写真:赤山恭子