吉本興業所属のお笑い芸人が反社会的勢力の忘年会やパーティーに出席し金銭を受領していたとして謹慎処分を受けた問題で、同社所属の“フジモン”ことお笑いコンビFUJIWARA・藤本敏史がこの問題に言及。「吉本が給料をちゃんと払っていれば、こんなことにならなかったという話がある。それは一理ある」と複雑な心境を明かした。
30日にAbemaTVで放送された『Abema的ニュースショー』に出演した藤本は「吉本が給料をちゃんと払っていれば、こんなことにならなかったという話がある。それは一理ある」と今回の件に関する世論に理解を示した。
その一方で藤本は「自分たちの頃は初舞台が250円だったので、これが普通だと思ってしまう。しかし今の若手は本当に可哀そう。聞くところによると、テレビに出ている芸人で、地方のちゃんとした営業で400人、500人の会場を満員にしてもギャラは1万円。さらに2回目の公演になると5000円だ。もちろん何組かは行っているが、これでは若手が可哀そうだ」と若手芸人の“窮状”を訴えた。
また藤本は過去に芸人数組が集まって同社社長にギャラについて直談判をしたことにも触れると「『給料が少なすぎる。とくに若手が可哀そうだ』と話したが、『ホンマ? そんな少ないかな』と“のらりくらり”かわされて上がらなかった。自分もルミネのギャラについて散々言ったが、上がったのはたった500円だった」と自虐を踏まえて続けた。
この問題については24日に雨上がり決死隊の宮迫博之らをはじめとする所属芸人11人の活動停止・謹慎処分が発表されていたが、27日になって暴力団関係者のパーティーに出席し、その対価として金銭を受領していたスリムクラブについても無期限謹慎処分が発表されている。“闇営業”問題は収まるどころか、拡大の様相すら呈している。
(C)AbemaTV
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