セブン&アイ・ホールディングスが満を持してスタートしたバーコード決済サービスの7pay。しかしサービス開始早々、第三者による不正利用が発覚、通常では決済アプリに導入されている2段階認証が導入されていなかったことなど、セキュリティ面に問題があったことが浮き彫りになってきた。
 業界全体の不信感にもつながりかねないトラブルに、楽天ペイを展開する楽天の三木谷浩史会長兼社長は「他社さんのサービスについてはなかなかコメントしづらいところが正直あるが、基本的に今後、業界全体として、やはりセキュリティの問題についてはレベルをしっかりと上げていくことが必要だと思っている」と話している。