6日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』(野崎幸助著/講談社+α文庫)をヒットさせた意外な“仕掛け人”が明かされた。
番組では同書の“共同著者”を務めたジャーナリストの吉田隆氏をゲストに招き、“紀州のドン・ファン”こと野崎幸助氏の死亡事件の真相に迫ることに。
吉田氏によると「この本を書いた時、編集会議で『こんなの売れるワケないだろう』とい言われた」と書籍化が頓挫しかけたものの、『週刊現代』の当時の編集長が『紀州のドン・ファン』というタイトルを付け、世に出ることになったという。
当初は部数が少なく、書店にも置かれていないような状況だったというが、お笑いコンビ・シャンプーハットのてつじが先輩の東野幸治に紹介したそう。竹山は「そうしたら東野さんがこれを読んで、面白いと思って『アメトーーク!』で言ってくれたらしいですね」と解説する。
すると、Amazonのランキングが急上昇する反響があったそうで、吉田氏は「僕は(放送を)全然知らなくて、『はあ?』『なんだこれ!?』って」と当時を振り返った。
竹山が「それがきっかけの1つになって爆発的にヒットした?」と確認すると、吉田氏は「そうです」とうなずいていた。