安田大サーカス・クロちゃんが再びプロレスのリングに登場する。舞台は7月15日のDDT大田区総合体育館大会。試合はアイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤルだ。現時点での王者・大鷲透やDDTレスラーズに加え越中詩郎、ラッキィ池田の友人こと振付仮面など多彩なメンバーが揃う“文化系プロレス”らしい一戦となる。
クロちゃんは2月のマッスル両国大会に出場し、予想以上に様になった動きを披露。またDDTの路上プロレス・Abemaタワーズ編に参戦すると、得意の「ヒザ舐め」で高木三四郎をグロッキー状態に追い込んだ。
今回の試合には、東京女子プロレスで活躍する“日本一の美女レスラー”こと上福ゆきも出場。これはクロちゃんの「ギャルと闘いたいしん」という希望を受けてのものだという。“パリピ”かつグラビアでも人気を博す上福は実力も上昇中。このビッグマッチ参加は大きなチャンスだ。
7月9日の記者会見にも、クロちゃんと並んで出席。しかし、ここでクロちゃんは自由奔放な上福をも呑み込む恐怖のモンスターぶりを発揮した。
冒頭から「本日は僕たち2人のためにお集まりいただき…」と結婚会見ばり。「絡みたくない」という上福のコメントには「絡みたくないというのは意識している証拠。好きになる可能性大ですよ」とあくまでポジティブに迫る。
キモいと言われれば「マニアには受けるよ、マニアになる?」。口が臭いと言われれば「じゃあキスで口塞いで」とアグレッシブ極まりないセクハラぶり。試合中のキス予告、さらには「ヒザだけじゃなくいろんなとこ舐めますよ。どこ舐めてほしい?」とまで。
キスは絶対にする、メロメロにする、そして「結婚までもっていきたい」とまくし立てるクロちゃんの迫力に、上福は口数が減るばかり。試合中の行為がコンプライアンス的に問題になるのではないかという指摘には「じゃあバックステージで」と言ってのけるからまさに怪物だ。
写真撮影タイムに握手を求めたクロちゃんは、そのまま手を掴んでキスを迫るも上福のビンタを食らってダウン。が、それでもなお「試合では華麗なキスを見せますんで」と予告して会場を後にした。
上福には試合でのさらなる反撃が期待されるところ。仮にクロちゃんがアイアンマン王座を獲得した場合、さらに危惧しなくてはいけないこともある。
8月2日、TOKYO IDOL FESTIVALの会場で昨年に続き路上プロレスが開催。ここでアイアンマン王座がかけられることになっているのだ。ベルトを巻いていれば、当然クロちゃんも参戦することになる。しかもTIFでの試合だけにアイドルの参加も予定。ここでも「ヒザ舐め」を駆使して「アイドルのまだ見ぬ魅力を引き出したい」とクロちゃんは意気込んでいる。
炎上の不安もはらみながら、脅威と恐怖は増すばかり。とてつもないモンスターがマット界とアイドル界を席巻してしまうのか。
(C)AbemaTV