タレント・堀ちえみのブログに誹謗中傷する言葉を書き込んだ50代主婦が書類送検されたと、複数のスポーツ紙などが報じた。
この主婦は、堀が舌がんの手術を受けた2月4日の前日に「死ね消えろ馬鹿みたい」と投稿。食道がんの手術を受けた4月16日以降も、「死ねば良かったのに」など誹謗中傷を何度も書き込んだとして、警視庁が脅迫容疑で書類送検したという。
なお、テレビ局の取材に対し主婦は「『殺す』とは書いていない。『死ね』でも脅迫になるんですか。みんな書いてるじゃないですか」とコメント。誹謗中傷を書き込んだ動機については「(堀を)たたく人が多いので、なんとなく…」とネットの噂に感化されたことをあげ、堀への謝罪はなかったということだ。
「『死ね』でも脅迫になるのか」という主婦の言い分は法的にみるとどうなのか。大沢孝征弁護士に聞いてみたところ「相手が恐怖を感じたら脅迫罪が成立する。『殺す』ではなくても『死ね』は、相手に恐怖を抱かせるのに十分」との見解。脅迫罪は2年以下の懲役又は30万円以下の罰金となる可能性があるという。
なお、堀は16日にブログを更新し、「私はもう気にしてませんので大丈夫です。これからもリハビリを頑張り、ブログも楽しく続けさせて頂きます」とつづっている。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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