青木真也「初めて男性とキスをし、お尻を出しました」 そこにあった充実感とは? 
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 こんにちは。青木真也です。初めて男性とキスをしてお尻を出しました。

 7月15日はまずは午前中に目一杯の練習をしました。そこから移動しまして、DDT大田区大会で男色ディーノ選手とプロレス。そのまま移動して、水道橋で修斗の解説をして終わる1日でした。

 男色ディーノ選手とキスをして、お尻を出して、踊って、徹底的にバカらしい方角に振って、そのあとに修斗で真面目に解説をしているわけですから、その振れ幅に笑ってしまうし、我ながら面白いことができているなあと思っています。

 MMAではそれなりの立ち位置にあり、プロレスをしなくてもやっていけるであろうとされる僕がお尻を出して、プロレスをしていることを不思議に思う方がいて当然だと思います。ではなぜやっているのか。なぜ働いているのか。

 生業として生活をしていくために働くのも当然のようにあります。ただそれは基本の話であって、働くのは充実感、幸福感を得たい気持ちが強いのです。仕事ってありがたいのです。働かずにおカネだけもらって生活することを想像したら、それはそれで辛いはずです。

青木真也「初めて男性とキスをし、お尻を出しました」 そこにあった充実感とは? 
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 プロレスをしている最中はもちろんのこと、試合が終わって暗幕を超えたところで感じた幸福感は刺激の強いものだったし、解説に向かう電車の中でも噛みしめていました。解説業務が終わり、帰りの水道橋駅でも一日いい仕事ができた充実感を感じていました。この喜びを感じるために僕は働いているのだと思っています。自分の表現によって、社会の中で生きにくく感じている方を生きやすい社会にして行きたいなどの大きな視点の話はあるけれども、僕は仕事の後に感じる幸福感や快楽を目的にやっているのだと思います。

 生きていれば辛いこともあるし、朝方までに眠れず、どうにも説明できない恐怖に押し潰されそうなこともあるでしょう。まるで深海に潜ったように(潜ったことないけど)辛いこともあるけれども生きていれば楽しいこともあるし、その一瞬があるからやっていけるのだと思います。仕事でも遊びでもなんでもいいから自分のそれに向かってやっていこうじゃないか。平坦な道ではなく、アップダウンがあるから、刺激的で楽しいのだろうし、充実した生き方なんだと思うぞ。多分。なにがあろうと生きるぞ。

◆文/青木真也(格闘家)

【映像】男色ディーノにお尻を掘られ悶絶する青木真也

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