23日、水泳の世界選手権が韓国の光州で行われ、男子100メートル背泳ぎ決勝で入江陵介(29)が6位に入った。
個人種目で8年ぶりのメダルを目指した入江だったが、前半は出遅れて7位で50mを折り返すと、終盤追い込んだものの53秒22の6位に終わった。
レース後のインタビューでは「まだ(個人種目で)1種目残ってるのでしっかりと切り替えて、松元(克央)選手がすごくいい形で日本に流れを作ってくれたので、一緒にトレーニングしてきた身としては200(m背泳ぎ)いけるって気持ちにさせてもらえてるので、頑張りたいと思います。」と、最年長としてチームを牽引するような前向きなコメントを残した。
女子100m背泳ぎ決勝では酒井夏海(18)が59秒56の6位、100m平泳ぎ決勝では青木玲緒樹(24)が1分6秒40で4位に入り、ともに入賞を果たした。
わずか100分の4秒差でメダルを逃した青木は「タイムを見て、もうちょっとですごい悔しい気持ちです」と涙ぐみながら語ったが、「200mできちんと結果を出せるように頑張りたいと思います」と気持ちを切り替えて、200m平泳ぎでのメダル奪取を誓った。