将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が7月25日に行われ、佐藤秀司七段(52)が飯島栄治(39)に122手で勝利した。
 朝日杯将棋オープン戦は持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。
 過去の対戦成績では、0勝5敗と飯島七段に勝ったことがなかった佐藤七段だが、約6年半ぶりとなる対局は大熱戦。お互いの玉が危険な状況の中、わずかに残して勝ち切った。佐藤七段は2回戦で金井恒太六段(33)と対戦する。