早稲田大学3年の篠塚康介さん(20)。いたって普通の大学生に見えるが、実は「宇都宮のソープランドで平成の僕は死んだ」「親が熱海旅行に行った隙に実家にデリヘルを呼んだ話」など、自身の性体験を赤裸々に綴ったブログ『できっこないをやらなくちゃ』が大きな話題を呼んでいるブロガーでもある。そろそろ就職活動を意識し始める時期だが、将来の夢は「日本一のAV男優になること」だ。
 きっかけは去年6月。「どうやって童貞を卒業すればいいか悩んでいるときに、池袋でキャッチのお兄さんに声をかけられた。"某有名AV女優さんが来る"って言われたので、その女優さんのTwitterを見て、"俺は今からこの子とやるんだ"って思った」。甘い言葉を信じて12万円を支払いホテルに入るも、女優が現れることはなかった。「20分くらいしても全く来なくて…。12万ボッタくられるっていう。早稲田まで入って、ダサすぎるなと思った。世の中のこと知らないから騙されちゃうんだと思って、そこから自分の生き方を見直したというか、強くなるっていうのが人生のテーマになった」。